大橋 卓哉
おおはし たくや
投資調査第1部 客員研究員
1990年代後半から不動産市場の調査業務に従事しており、2000年代に本格化した不動産の証券化という新たな潮流が不動産市場に与えた大きな変化を分析していく中で、投資家や取引当事者からは見えにくい、不動産特有の需給調整メカニズムの解明を重点に研究してきました。業務においてはミクロレベルで個別物件の実態や取引現場での意思決定プロセスの分析を重視していますが、ミクロの集合が市場全体のマクロの動きとイコールではないことを念頭に、GIS(地理情報システム)などを活用して両者の複合的な分析に注力しています。

商業店舗市場(施設評価・テナント業種分析)、住宅市場(需給調整メカニズム・エリア特性分析)

◆経歴
- 1997年 不動産専門の市場調査会社に入社し、オフィスビル・商業店舗・住宅等の調査分析業務に従事
- 2006年 商業店舗市場に関するコンサルティング会社を設立し、代表取締役に就任。商業施設調査やテナント企業の出店戦略支援業務を開始
- 2008年 自社業務と並行して、(株)住信基礎研究所(現:(株)三井住友トラスト基礎研究所)の業務に客員研究員として従事開始、現在に至る(非常勤)。主な担当業務は、住宅市場調査・GIS(地理情報システム)を用いたデータ解析等

◆担当受託業務(抜粋)
- 保有不動産の有効活用可能性検討調査業務(2015年度)
- 都市における開発事業の展開に関する調査業務(2015年度)
- 大型小売店等の競争力評価に関する調査(2014年度)
- 高齢者住宅のデータベース整備・活用およびリスク特性把握調査(2014年度)
- 不動産市況のリスク評価等に関する調査(2014年度)
◆執筆レポート・コラム・著書等
- 「存在感高まる川崎の住宅市場」 2016年11月30日
- 「商業施設テナントの収益特性と賃料リスク」 2013年9月10日
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